すぐ分かる適性の有無! 美容室のレセプションスタッフに向いている人とは、一体どんな人?

スタッフ

何によらず、人には「向き」「不向き」があります。おいしいと評判の飲食店は、よく行列ができたりしますが、行列ができている店だからと言って、すべての人が「おいしい」と感じるとは限りません。その店の味に「向いていない」人が食べると、それほどおいしいとは感じないこともあります。

はじめに

レセプションスタッフとは接客対応専門のスタッフのことです。美容室ではお客様の受付や案内、待合室の環境管理、電話対応、予約の受付や確認、会計、お客様の見送り、販売商品や消耗品の在庫管理・補充、マーケティング、営業、事務作業などを行います。
しなければいけないことがたくさんあり、なかなか大変な仕事だと言えます。

細かい管理業務が得意な人

レセプションスタッフは細々とした、しなければいけない業務がたくさんあります。お客様の予約が重複しないように調整したり、連絡したり、時間に追われることも多いです。
予約が重複しそうになったときは、どちらかのお客様に時間をずらしてもらえるように交渉もしなければいけません。お客様に納得してもらえるかどうか、大きなプレッシャーでもあります。
そうした細かい管理業務で神経が参ってしまわないような人が求められます。

コミュニケーションが得意な人

美容室のレセプション業務では、お客様との円滑なコミュニケーションが不可欠です。お客様の要望、希望を把握し、それを美容師に的確に伝えなければいけません。お客様からのクレームにも冷静に対応しなければいけません。
コミュニケーションが得意でなければ務まらないと言って良いでしょう。

接客が得意な人

美容室のレセプションスタッフは接客業ですから、お客様をイライラさせたり、お客様にイライラしているようでは、その仕事をするのはかなり難しいと言えます。
接客業はお客様に快適に過ごしてもらえるように努めなければいけません。お客様に快適に過ごしてもらうことに一所懸命になれる人であり、実際に快適に過ごしてもらえるような人こそ、美容室のレセプションスタッフに向いています。

柔軟な対応力がある人

美容室のレセプション業は、シフトが不規則なことが一般的です。勤務時間が早朝から夜遅くまでだったり、休みが不定期だったりもします。
不規則なシフトにストレスを感じる人より、不規則なシフトでも全く平気という人のほうが、美容室のレセプションスタッフに向いています。

効率的な人

レセプションスタッフは細々とした、しなければいけない業務がたくさんあります。電話対応、来店したお客様対応、予約管理、SNSなどでの情報発信、スタッフの勤怠管理、売上の管理、書類作成など、多岐に渡ります。そうしたいろいろな作業を、ときには同時進行で行います。1つ1つの作業は責任を持ってていねいにしなければいけませんが、かといって1つ1つに時間をかけてもいられません。
業務の効率化を工夫し、多くの業務を短時間でできる人のほうが、美容室のレセプションスタッフに向いていると言えるでしょう。

気配りが得意な人

美容室のレセプションスタッフはお客様に快適に過ごしてもらわなくてはいけません。お客様が口にしなくても、エアコンを調整したり、好みそうな雑誌を用意したり、ちょうど良い話題で話しかけたりすると、お客様からの信頼度も爆上がりします。
美容室のレセプションスタッフになるなら、観察力が鋭く、お客様の要望を素早く察知し、お客様に満足してもらえるようなサービスを提供できる人のほうが、できない人より良いでしょう。すなわち、気配りのできる人です。

体力がある人

美容室のレセプションスタッフは、お客様をお迎えしたり、見送るとき、会計や受付を行うとき、清掃を行うときなど、立ち仕事が多いと言えます。そうでなくても、すべきことが多く、動き回ることが多くなります。
体力がある人のほうが向いていると言えます。

精神的にもタフな人

美容室のレセプションスタッフは、お客様からのクレームに対応しなければいけないときもあります。疲れます。
そのクレーム対応に対して、美容師や店長からクレームを言われることがあるかもしれません。そうなると板挟みです。
そうでなくてもやることが多く、「やることが多い」と考えるだけで疲れてしまう人には向かない仕事だと言えるでしょう。

美容に詳しい人

いろいろとキツイ面もあるのが、美容室のレセプションスタッフの仕事のようです。そんな美容室のレセプションスタッフのやりがいは、やはり接客業としてお客様に満足してもらうことに違いありません。
美容室を訪れるお客様は「キレイになりたい」と思っています。美容にも関心が強いと言えるでしょう。
そんな美容に関心の強いお客様に喜んでもらうには、お客様の関心や要望をとらえる必要があります。そして美容室のレセプションスタッフも美容に強い関心を持ち、美容に詳しくなければ、美容に関心を持つお客様に満足してもらうのも難しいでしょう。

まとめ

美容業界に強く関心があり、しかも接客業が好きだという人は、美容室のレセプションスタッフの仕事に向いているかもしれません。
給料も決して高額とは言えず、美容そのものの業務に直接関わることもなく、美容室、美容サロンでは縁の下の力持ち的な存在です。しかし、美容室での大切な役割を担い、それだけに大きなやりがいを得られる仕事なのです。

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