必読! こんな美容師が好かれやすい!

美容師の仕事は接客業でもあります。接客業なので、お客様には美容室で快適に過ごしてもらわなければいけません
もちろん、美容師もお客様も人間なので「合う」「合わない」があります。お客様は決して神様ではありません。神様ではなく、ある程度は「お互い様」なわけです。

はじめに

美容師との相性が良く、美容室で「快適に過ごすことができた」と思えると、そのお客様は常連となってくれる可能性が高まります。お客様が美容師を好きになってくれる、つまり「ファンになる」ことは、とてもありがたいことなのです。
逆に美容師に対しての不満が多いと常連客にはなってくれません。もちろん、中には不快にさせてくれるような美容師にヘアカットを頼む、その緊張感に酔いしれたい人もいるでしょうが、それはまた別の話です。
とにかく、やはり多くの人は快適に過ごせる美容院に通いたがります。そんな「好かれる美容師」とは、どんな人なのでしょうか。
いくつか具体例を挙げますが、人の好みは多種多様なので、参考程度に受け取ってください。

技術力が高い

何と言っても「技術力が高い」、すなわちお客様の要望通りに完璧なヘアスタイルにしてくれる技術を持っていると、かなりポイントが高いです。
とは言え、ニューヨークでセレブを相手にスタイリングするほど高い技術である必要はないかもしれません、それだけあるに越したことはありませんが。肝心なのは、お客様が安心してヘアスタイルを任せられる、信頼できる技術かどうかです。

話をきちんと聞いてくれる

いくら技術が高くても、お客様の要望などを全く聞いてくれない美容師は、当然ながら信頼を得ることも難しいです。お客様の話をきちんと聞き、要望を理解してくれると、お客様も安心して美容師にヘアカットを任せることができます。
お客様の話をろくに聞かず、ときにはお客様の話をさえぎってまで自分の考えばかりを話し、ヘアスタイルもお客様の要望を無視して自分勝手に決めてしまうようでは、お客様はストレスをためるばかりです。

提案してくれる

お客様は美容師に「美容のプロであること」を期待しています。自分の中では漠然としたイメージしかないときも、前髪はこうしたら良いと思うとか、全体的なシルエットはこうしたほうが今の季節にも合うとか、こういう今の流行を取り入れてみたらどうだろうなど、具体的な提案をしてくれるとうれしいものです。
美容師がお客様を無視して勝手に決めてしまってはいけませんが、だからと言って美容師からの提案が何もなく、前髪は何ミリ切れば良いのかなど、細かいことを1つ1つ聞いてお客様の指示がないと何もできないようでは、お客様もイライラしてくるかもしれません。

謙遜することを知っている

美容師は「美容のプロ」なので、美容に強い関心を持つお客様が憧れることもあり得ます。そのため、少し技術が高いからと、うぬぼれる美容師もいるかもしれません。
これは美容師に限ったことではありませんが、自信過剰な人はあまり好かれません自信満々自信過剰は違います。
特に自信過剰が本人を勘違いさせ、「オレ様」な、上から目線の偉そうな美容師になってしまうと、多くのお客様が不快に感じかねません。

礼儀正しい

美容師はスーツではなく、割りとカジュアルな服装で仕事をします。お客様の中には「快適に過ごせる」ことから美容師に気取らない言動で接する人もいます。自然と親密な関係に近い雰囲気になってきます。そのため、美容師のほうもお客様にタメ口で話したり、お客様のプライバシーに立ち入って話してくることもあったりします。
もちろん、美容師ともお互いにタメ口で話したほうが気楽で良いというお客様もいるでしょう。しかし、お客様と親しくなっても、決して友人ではありません。接するときには礼儀を忘れてはいけないのです。プライバシーに立ち入った話題はもってのほかです。接客が雑だと思われてしまうと、多くのお客様が離れていってしまうことになります。
それから「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」のあいさつはきちんとできなくてはいけません。基本です。

言葉遣いがていねい

敬語やていねい語をしっかり使えていても、言葉自体が汚いと、やはりその人には好感を持てなくなってしまいがちです。美容師に限らず、他人を悪く言ったり、あざけったり、野卑な言葉を使ったりすると、悪いイメージで見られてしまうでしょう。
ていねいな言葉遣いを意識しつつ、「美しい日本語」を使うように努めると、自身にも美しさが備わり、「美容のプロ」としての信頼も高まるに違いありません。

話題の選択がうまい

美容師の仕事は接客業でもあります。
接客業と言えば、タクシー運転手もそうです。タクシー運転手がお客様と会話するのに「政治、スポーツ、宗教」の話題は避けたほうが良いと言われています。「政治、スポーツ、宗教」は人によっては強いこだわりを持つので、言い争いになる可能性もあるからです。
美容師も同様です。美容師は主に手を使う仕事ですし、お客様はただ座っているだけで、基本的にはやることがありません。中には雑誌を読んで過ごす人もいますが。
とにかく、そんなわけでお客様の中には美容師との会話を楽しみたい人もいます。ただ、タクシー運転手同様、「政治、スポーツ、宗教」の話題は避けたほうが良さそうです。
また、お客様のプライバシーに入り込んでいく会話も避けましょう。
大切なのは、お客様が会話を楽しみたがっているのか、静かに過ごしたいのかを見極め、会話を楽しみたい場合、どんな話題なら喜んでくれるかも察知し、そういう会話に持っていくことです。

プライドを持っている

自信がなく、いつもオドオドしている美容師もなかなか信頼できません。ほどよく自信があり、美容師の仕事に誇りを持っている人は信頼できそうです。
そういう人は人の話もきちんと聞き、きちんと提案してくれて礼儀正しく、ていねいな言葉遣いができ、ミスしたりすればきちんと謝ってくれるでしょう。技術力が高く、知識も豊富で、余裕があるから他人にも親切になれるのです。
そんな人のことは思い切り信頼できそうです。

行動が迅速

技術力が高めな人は、迷いがなく、仕事を手早く、しかしていねいに進めるはずです。また、仕事がデキる人はお客様を長々と待たせることもないでしょう。
仕事がデキる人は美容師として頼りになります

まとめ

信頼できる美容師は多くのお客様に好かれ、多くのお客様が常連になってくれがちです。
美容師が信頼されるには、技術はもちろんですが、人となり、人柄、人間性が問われます。結局は「人と人」の問題です。
信頼される人になることが肝心なのかもしれません。

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