基本的には食べています。そりゃそうです。
そもそもお昼ご飯は食べなくていけません。高齢になって「エネルギーを使わなくなった」というならともかく、エネルギーを補給してスタミナを維持し、集中力を保つためにも、プロフェッショナルであるなら、お昼ご飯は万難を排して食べるべきです。
はじめに
人気があってなかなか予約を取れない美容室に予約を入れたい人が、空いている時間はいつだろうと考えて「お昼どきなら皆食事しているので、美容室に予約を入れる人も少ないかも」なんて発想で、昼どきに予約を入れたりすることもあるでしょう。昼どきでも予約を入れてくれる、そんな美容室はお客様にはとてもありがたい存在です。お客様は美容室で髪を切って容姿を美しくしてから、友人とレストランで待ち合わせ、少し遅めの昼食を取ることができます。
しかし、美容室では昼どきも昼どき前も後も、途切れることなく営業しています。美容師は昼食をどうしているのでしょう? 食べないで平気なのでしょうか。まさかダイエットのために昼食を抜いているわけではないでしょうね。
美容師の昼食時間
一般的な会社では昼12時から1時までの時間帯を中心に昼休憩が設定されています。従業員はその時間内で、思い思いに昼食を取ることができます。
しかし、そうした昼休憩の時間を設定している美容室は少ないです。お客様を待たせたり、断るよりは昼休憩がないほうが売り上げ向上を図れると考えてのことなのでしょうか。
昼休憩のない美容室では、美容師は「空いた時間」にお昼ご飯を食べることになります。同僚と一緒に飲食店に出掛け、楽しくおしゃべりしながら食べるというわけにはいきません。中には、カラーリングをしていて、カラーを塗った後の待ち時間に食べる人もいます。15分~20分くらいありますから。
結局食べないでときが過ぎてしまう人もいます。
美容師がよく食べる昼食
美容師にとって、元気に仕事をするために欠かせないお昼ご飯ですが、特にアシスタント時代であれば給料もまだ少なく、お昼ご飯にあまりお金をかけることもできません。
おにぎり
短時間で食べられて腹持ちも良く、低価格なものもあるおにぎりは美容師にも人気のようです。コンビニやスーパーでもいろいろな具のおにぎりを買えますし、自分で作って持って行けば、自分なりに栄養バランスを考えた具にすることもできて便利です。
最初の空き時間で1個食べ、次の空き時間でもう1個食べることもでき、なかなか重宝する食べ物と言えます。
サンドイッチ
おにぎり同様に、短時間で食べられて低価格なものもあり、コンビニやスーパーでもいろいろな具のサンドイッチを買え、また、自分で作って持って行くこともできるので、便利な食べ物だと言えます。生野菜をたくさん使うサンドイッチもありますから、食物繊維も摂取できます。
それにおにぎり同様、1個ずつ分けて食べることもできます。
コンビニ弁当
空き時間に急いで買いに行ったり、または通勤途中で立ち寄ることができるという点で、店舗数の多いコンビニは便利な存在です。そのため、コンビニ弁当をお昼ご飯として選ぶ美容師も多いようです。
カツ丼、親子丼などの丼ものは手軽な上に満腹感もありそうです。
手作り弁当
自分で弁当を作ることにはいろいろなメリットがあります。
まず、栄養バランスを考えながら材料費を抑えることも考えて作れば、健康維持と節約に役立ちます。前日の残り物を利用する手もあります。
量も、自分が食べる分に合わせて適量に調整できます。
パン
サンドイッチだけがパンではありません。スーパーやコンビニでは総菜パン、菓子パンを豊富にそろえていて、選びたい放題です。開封しなければおにぎりやサンドイッチよりは日持ちもしますから、つい食べそびれてしまっても大丈夫です。
菓子
空腹をしのぐためにはとても手軽な存在です。高カロリーなので、体力維持にも良さそうです。
栄養食
空腹をしのぐだけではなく、健康的なような気がして安心できます。
果物
各種栄養の摂取ができ、おしゃれなイメージもします。
美容師が避けがちな昼食
いつ食べられるか分からないくらい忙しい美容師は、時間が経つと悪くなりやすいものは避けがちです。また、接客業なので、匂いが強くて食べた後もその匂いが残るような食べ物も避けます。
カップ麺
カップ麺は手軽な食べ物ではありますが、お湯を入れてから食べられるまで待っている間に仕事に戻されないとも限りません。時間が経つと、麺が確実に伸びます。
汁が飛ぶ可能性もあり、それが衣服を汚すとお客様に不快に思われるかもしれませんし、匂いが残る可能性もあります。
汁が飛ばなくても、食べた口元に匂いが残ることもあります。
汁などが飛びやすいもの
カップ麺でなくても、うどん、そば、スパゲティなど、汁が飛びやすいものは避けがちです。
匂いが強いもの
ニンニクや香辛料の匂いがきつい餃子、カレーも避けたほうが無難な食べ物です。
まとめ
とにかくいろいろな条件の下で日々仕事しているのが美容師です。もちろん、それぞれの職業の人がそれぞれの条件で仕事しています。世の中はやはりお互い様です。
とは言え、美容室の経営者は、美容師がゆっくり食事できる昼休憩を設け、ゆったり食事できる休憩スペースも整えましょう。
お客様も、お昼は美容師もお昼ご飯を食べるものと考え、そんな時間帯に予約を入れるのはやめましょう。もちろん、施術中に多少ニンニクの匂いが漂っても気にしないこと。
お互い様です。
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