通い慣れた美容室で、顔馴染みの美容師に施術してもらうときはそうでもありませんが、初めての美容室で初対面の美容師に施術してもらうときは、何だかドキドキしてしまうのではないでしょうか。
こちらは美容師の技術がどれくらいか知りませんし、美容師はこちらの髪質やクセをよく知らないでしょうから。
はじめに
美容室で施術が終わった後、じっくり鏡を見て「思ってたのと違っていた」なんて心の中で叫ぶことは、決して珍しいことではありません。美容師と言えば、髪を切って容姿を美しくするプロフェッショナルなのに、なぜそんなことが起こるのでしょう。今回はそんな、アンタッチャブルな問題に少しだけ迫ってみます。どうぞ。
美容室で「思ってたのと違って」しまう原因
マッシュショートにしてほしかったのに、ショートボブになってしまった…なんてことがあったりします。なぜでせう?
オーダーがあいまいだった
例えば「全体的にふわっとした感じにしてほしい」と言えば、「思ってたのと違っていた」結果となる可能性は高くなります。「感じ」は人それぞれ違うからです。お客様と美容師で「ふわったとした感じ」のイメージに大きな差があれば、「思ってた」結果はまさに運次第となります。ギャンブルみたいなものです。
美容師の技術が低かった
美容師の技術は人によって差があります。中には、きちんと具体的に髪型をオーダーしたのに、失敗してしまう人もいるに違いありません。それはその美容師の技術が思いのほか低かったからかもしれません。
また、「マッシュショートにして」と言ったたのに、ショートボブになってしまったとしたら、その美容師がショートボブをマッシュショートだと思い込んでいた可能性があります。この場合、技術うんぬんではなく、美容師の美容に関する知識が足りなかったということになります。
思い込み
美容室でオーダーするとき、「こんな髪型にしてほしい」を具体的に伝える手段として、「こんな髪型」の写真を提示するという方法があります。写真ならお客様と美容師で、同じゴールを具体的な色カタチで共有できるので、「思ってたのと違ってた」にならないはずです、理論上は。
ただ、美容師の技術が低ければ別です。写真の髪型を目指しても、そのゴールにたどり着けない可能性があります。
また、美容師の技術に問題がなくても「思ってたのと違ってた」という結果は起こり得ます。写真のモデルの髪質がお客様の髪質と違っていた場合です。
それにお客様と写真のモデルで顔や頭の形が違っていたら、たとえ同じ髪型にしたとしても、全体的な見た目のイメージは違ってきます。この場合、同じ髪型になったとしても「思ってたのと違ってた」になってしまうわけです。
美容室で「思ってたのと違」わないようにするには
もし、起こりうる災いを先に回避できる方法があるなら実践したいものです。
オーダーはより具体的に
あいまいなオーダーで「思ってたのと違ってた」になるのであれば、具体的なオーダーをすれば良いのです。「ふんわり」などの抽象的なイメージは結果でしかないので、具体的なスタイリングのオーダーをして、「最終的にふんわりした感じになればうれしい」と伝えれば、具体的な指示を1つ1つ実行してくれるはずです。
写真を数種類用意
「こんな髪型にしてほしい」を具体的に伝える手段として、「こんな髪型」の写真を提示するという方法があります。ただ、今はまだ写真と言えば平面であり、立体画像を持ち歩けるほど、立体画像の技術は普及していません。
つまり、「こんな髪型」の写真を提示しても、ある方向からの髪型しか示していないことになります。写真で見えないところは美容師が想像してカットしていきます。当然、「思ってたのと違ってた」になる可能性は上がります。
そうならないため、あらゆる角度からの写真を用意しておくと良いでしょう。美容師はより立体的にイメージしやすくなります。
しっかりカウンセリング
美容室での「思ってたのと違ってた」結果は、初めて行く美容室で起こりがちです。通い慣れた美容室であれば、美容師もお客様の髪質、好み、髪のクセなどを熟知していますし、お客様も美容師を信頼しきっています。お客様も美容師のクセや得意技を知っていて、多少「思ってたのと違ってた」結果になっても想定内だったりするわけです。
しかし、初めて行く美容室はそういう関係ではないので、「思ってたのと違ってた」結果が起こりやすくなります。
ということは、施術前にお互いに関係を近づけておくと良いのかもしれません。すなわち、施術前のカウンセリングをしっかり行うということです。お客様のほうも、聞かれもしないのにいろいろと自分の情報を伝えましょう。写真を見せて「こんな髪型に」を伝える際も、写真を複数用意しておくのはもちろんのこと、写真を見せるだけではなく、言葉でも具体的な指示を伝えると良いです。
評判を確認
その美容室が「思ってたのと違ってた」結果が起こりやすいかどうか、前もって評判を確認しておくと、「思ってたのと違ってた」を避けることもできます。他のお客様のコメントなどでどうも評判が芳しくなさそうであれば、避けたほうが無難でしょう。
もちろん、多くの人から絶賛されている美容室なら「思ってたのと違ってた」結果が絶対にないとは言い切れませんが、評判はある程度の目安にはなります。
過度に期待しない
「なりたい自分になれる」と言うと、CMなどでよく聞かれる宣伝文句ですが、実際はそう簡単に「なりたい自分になれる」わけではありません。
美容室に行けば、髪を切って容姿を美しくしてくれますが、どれだけの「美しく」を求めているかで、その結果に対する思いも違ってきます。具体的に言うと、求めている「美しく」のイメージが大きいと、結果とのギャップを大きく感じ、「思ってたのと違ってた」と思ってしまう可能性が高くなります。
最初から「美しく」のハードルを下げておけば、「思ってたのと違ってた」ともならないでしょう。
なんて言うと「美しくなるのをあきらめちゃいけない!」と言い出す人も出てくるかもしれません。あきらめる必要はありませんが、ハードルを下げるのは「楽に生きる」ための知恵の1つではあるのです。
美容室で「思ってたのと違って」しまったときの対処
世の中には、物事に「完璧さ」を求める人がいます。それは尊いことですが、現実には完璧というものはありません。
美容室で「思ってたのと違って」しまったときも、気にせず、明日を明るく生きるのも1つの対処法です。
やり直しを求める
せっかく美容室まで来て「髪を切って容姿を美しくする」施術を受けたのですから、「思ってたのと違って」しまったときはやり直してもらいましょう。やり直してもらっても「思ってた通り」の結果になるとは限りませんが、最初の結果の原因を是正すれば、「思ってた通り」の結果に少しは近づくはずです。
ただ、自分は気が小さいので、やり直してほしいなんて言えないという人もいるでしょう。そんな人は、物怖じせずに自分の意見を主張できるように自分を鍛えましょう。
返金を求める
せっかく美容室まで来て「髪を切って容姿を美しくする」施術を受けたのですから、「思ってたのと違って」しまったときはお金を返してもらいましょう。
ただ、実際にはすぐ返金に応じてくれる店は少ないようです。まずはやり直しを提案してくる店が多いです。
もちろん、一度「思ってたのと違って」しまった店でまた施術してもらう気にならないことはあります。粘り強く返金を交渉してみましょう。
気にしない
気にしないことです。
まとめ
多くの人は、「思ってたのと違っていた」結果となった美容室には、次からはもう行くまいと思うでしょう。しかし、選択肢が他にないという人もいるはずです。
そういう場合は、お互いに人間同士ということで時間をかけて信頼関係を築いていくと、「思ってたのと違っていた」結果を避けることもできるようになるに違いありません。
また、「思ってたのと違っていた」結果でストレスをためないためには、やはり「気にしない」のが一番なのかもしれません。


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