マンツーマン指導と言えば、学習塾の広告でよく見掛けたりします。でも、「マンツーマン美容室」って何でしょう。
はじめに
美容への関心が高まる現代社会。マンツーマン美容室が人気だそうです。
なぜマンツーマン美容室が人気を集めているのか、ちょっと考えてみる必要がありそうです。
マンツーマンって
マンツーマンとは「1対1」のことです。
1人の教師が複数の生徒を教えることが一般的な学習塾で、マンツーマン指導と言えば、生徒1人を教師1人で教えるということです。
美容室の場合、1人のお客様を1人の美容師ですべて施術するのがマンツーマン美容室なわけです。
通常、美容室では美容師のアシスタントがパーマ、ヘアカラー、シャンプーなどを行い、美容師のスタイリストが髪を切り、整える、いわゆるスタイリングを行います。分業になっているわけです。
マンツーマン美容室では1人のスタイリストがパーマ、ヘアカラー、シャンプーからスタイリストまで、すべて行います。
マンツーマン美容室のタイプ
マンツーマン美容室にはおおまかに分けて2つのタイプがあります。
1人で切り盛り
美容師が美容室に1人しかいないタイプです。貸し切りみたいな感じです。
美容師がオーナーであり、経営者であるケースが多いです。戦略的にマンツーマンというより、選択肢がなくてマンツーマンなのかもしれません。もちろん、アシスタントを雇うこともできるけど、あえて戦略的に雇わない方針という店もあるかもしれませんが。
複数が常駐
美容師が複数いる店で、お客様へのサービスとしてマンツーマンのメニューをつくっている店もあります。店内には他に美容師やお客様がいるけど、ただ1人の美容師が自分を施術してくれるわけです。店に美容師と2人きりだと何だか気まずいけど、それでもどうにかしてマンツーマンの施術を受けたいというお客様は、「1人で切り盛り」タイプよりこちらのほうが良いでしょう。
マンツーマン美容室のメリット
マンツーマン美容室が人気を集めているのは、それだけの理由があるからです。
人気を集める理由、人はそれをメリットと呼びます。
信頼関係を築きやすい
シャンプーからスタイリングまで1人の美容師が行うので、当然、お客様と接している時間も長くなります。また、長い時間接しているので、美容師はそのお客様に対する理解が深くなります。
お客様も長い時間接している美容師に対する信頼を深めます。
他人の目が気にならない
「1人で切り盛り」タイプの店の場合、店には美容師とお客様の2人きりしかいないので、他人の目を気にしなくて済みます。気が楽です。
「複数が常駐」タイプの店でも、マンツーマンを個室で行っている店があります。個室であれば、やはり他人の目が気にならず、気が楽です。個室ということでプレミアムな感じもします。
施術にムラがない
ヘアカラーやパーマ、シャンプーはアシスタントが行う店の場合、毎回同じアシスタントがそうした作業を行うとは限りません。まだアシスタントになりたての美容師がやることもあれば、アシスタントとして経験を積んだ美容師が行う日もあります。仕上がりにムラが出る可能性もあります。
マンツーマン美容室では、毎回同じ美容師が最初から最後まで施術するので、ムラが出ることはありません。
待たされない
通常の美容室では、なるべく多くの予約を受けます。そのため、美容師はなかなか食事や休憩の時間を取れなくなるわけですが、アシスタントが複数いるので、多くの予約も何とかなると考えるようです。
ただ、そのために予約の時間に来店しても、混んでいて待たされるということがあります。
一方、マンツーマン美容室は1人の美容師で対応するので、確実に大丈夫という日時でしか予約を受けません。お客様が待たされることもありません。
マンツーマン美容室のデメリット
世の常として、メリットがあればデメリットもあります。政治家が新しい制度や法令をつくろうとするときはメリットしか言いませんが、「必ずデメリットもある」という疑問を持つことを忘れてはいけません。
マンツーマンが苦手な人には気まずい
「1人で切り盛り」タイプの店や個室で施術を受ける場合、お客様と美容師は同じ密室で2人きりになります。
他人と密室空間で2人きりになると、何だか気まずさを感じるから苦手という人には、マンツーマン美容室は向いていません。
美容師と相性が悪いとツライ
人には相性というものがあります。
お客様と美容師の相性が良いと、長い時間施術を受け、お互いに信頼関係を築くことができます。
しかし、お客様と美容師の相性が悪いと、施術の時間がお互いに苦痛でしかないこともあり得ます。
どちらかが悪いということではなく、相性の問題です。
施術に時間がかかる
一概には言えませんが、施術をアシスタントとスタイリストの分業で行っている場合、お客様も多いので、アシスタントは効率的に仕事を進めます。
マンツーマン美容室では、1人の美容師が1人のお客様に対して「じっくりていねいに仕事をしよう」と考えがちなので、その分、時間がかかる、とも言えます。
予約を取りにくい
通常の美容室では、とにかく多く予約を取ろうとします。美容師を指名しなければ、比較的予約も取りやすいでしょう。
マンツーマン美容室は、いわば美容師を指名する店と同じで、人気が高い店であれば予約を取るのは難しいでしょう。美容師の人気が高ければなおさらです。
まとめ
通常は分業の美容師を1人占めできるのがマンツーマン美容室です。何だかちょっと贅沢な気もします。一度試してみるのも良いかもしれません。


コメント