美容師に美的センスは必要? 美的センスの磨き方

美容師

美容師の仕事は容姿に関する美しさを追求することでもあるので、美的センスが必要な仕事だと思われがちです。

はじめに

美的センスは誰にでも備わっています。仮に「あの人はセンスがない」と思える人がいたとしても、何を美しいととらえるかが違うだけの話です。とにかく今回は、美容師の美的センスの磨き方の1例を紹介します。

美的センスとは

「美しい」と感じる感覚のことを美的センスと言います。美的感性とも言います。「美的センスと美的感性は違うもの」という説もありますが、そういう細かいことは置いておきましょう

美容師に美的センスは必要か

もちろん、美容師に美的センスは必要です。何しろ美容師はお客様の容姿を美しくしなければいけないので、「どういう容姿が美しいのかよく分からん」というようでは、仕事を進めることができません。
ただ、美的センスは人によってさまざまです。美容師とて、他人の美的センスを否定する権利はありません。それでも美容師は、お客様が納得できる「美しさ」を表現しなければいけません。お客様の納得を得られないと「あの美容師はセンスがない」なんて言われてしまいます。
「芸術家ではなく専門家」を自負している美容師は、より大勢が「美しい」と共感できる「美しさ」を感じられる感覚としての美的センスが必要だと言えるでしょう。

美的センスの磨き方の例

美的センスは誰もが持っているものですし、また磨いて感度を高めることもできます。美的センスを磨くわけです。

「美しいもの」に触れる

より大勢が「美しい」と共感できる「美しさ」を感じられる感覚を磨くということは、より大勢が「美しい」と共感できるいろいろな「美しさ」に触れ、どういうものをより大勢が「美しい」と感じるのかを学ぶということです。
ただし、「美しい」という感覚は時代や地域によって違ってきます。そういう時代や地域による「美しさ」の違いも学びましょう。いろいろな時代や地域の「美しさ」を学ぶことで、「今」「ここ」での「美しさ」に対する感性も磨かれるはずです。

偽物に触れる

より大勢が「美しい」と共感できる「美しさ」を感じるには、まがいものの「美しさ」も知っておく必要もあります。
つまり、偽物のダイヤモンドを偽物だと見抜けるようになるということです。

書籍や雑誌を見る

本物の「美しさ」、偽物の「美しさ」はできるだけ実物で体験したいものですが、実物が無理なら、せめて書籍や雑誌を見て学びましょう。
美容やファッションに関する書籍や雑誌を見るわけです。

芸術や美術を見聞きする

「美しさ」に関する感性を磨くには、「今」「ここ」だけの「美しさ」に触れているだけでは足りません。古典と言われる芸術や美術にも触れましょう
「何が美しいと思われるのか」は時代や地域で変わっていくものなので、古典的な「美しさ」が分からなければ、時代や地域による変化、違いが分かりませんから。

人と話す

より大勢が「美しい」と感じるものを見聞きしたり、今ここにある「美しさ」を学んだり、古典的な「美しさ」を学ぶということは、「美しさ」に関する情報を得るということです。
得たものを外に向けて発信することも大事です。SNSも良いんですが、表情などからも得るものが大きいので、対面で誰かと「美しさ」について話してみましょう
堅苦しく語り合っても良いですし、雑におしゃべりするのでも構いません。自分の意見をきちんと主張しましょう。もちろん、他者の意見を否定する必要はありません
「他者」が話す「美しさ」を知ることで、自分の視野が広がるはずです。

疑う

「美しさ」に関していろいろ吸収し、いろいろ発信することで美的センスは大いに磨かれるでしょう。
さあ、ここで一旦、自分の「美しいと感じる感覚」を疑ってみましょう。美的センスを大いに磨いたはずですが、もしかしたらこの美的センスは独りよがりで、お客様を失望させるものかもしれません。

自身を顧みる

「美しさ」に関していろいろ吸収し、いろいろ発信し、自分の美的センスを疑い、さらに「美しさ」に関していろいろ吸収し、いろいろ発信すると、ますます美的センスは磨かれるでしょう。
美容師がお客様に信頼してもらえるようになるには、美容師が自信を持って「美しい髪型」を提案できなければいけません。そのためにも絶えず自身を顧みる必要があるのです。ゆるぎない自信を持つために必要です。

美的センス磨きに終わりはないかもしれない

美的センスを磨くにはいろいろな美しいものに触れ、それを自分の感覚としていけば良いだけで、誰でもできることです。
ただ、世の中には数限りなく美しいものがあるので、学び、発信し、顧みることを延々と繰り返す必要があります。
美的センス磨きに終わりはないのではないでしょうか。

まとめ

お客様が望む「美しさ」には最新トレンドや流行も含まれていますが、最新トレンドや流行を学ぶことと美的センスを磨くことは似て非なるものです。最新トレンドや流行はすぐに古くなり、お客様が「ダサい」と感じてしまうからです。
最新トレンドや流行を超えた「美しさ」を提案するために必要なのが、美的センスなのかもしれません。
となれば、やはり手間がかかっても地道に美的センスを磨いていくしかないのではないでしょうか。

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